黒門跡

浪花百景(一心寺):初代・長谷川貞信
浪花百景(一心寺):初代・長谷川貞信

大坂城の玉造門が黒塗りであったことからこの門を黒門とも呼んだ。黒門は玉造平野口町(現在の大阪市中央区玉造1丁目)にあり、豊臣期に惣構門として築かれたが、徳川の時代にこの門は一心寺へと移されたと伝えられる。

1989年には(財)大阪市文化財協会により豊臣期・黒門と思われる遺構が発掘された。また、1700年代にこの門付近で良質の越(白)瓜が採れたことから玉造黒門越(白)瓜と名付けられ黒門(白瓜)市場も建てられ、「お蔭参り」の旅客でたいへん賑わった。